2025年8月1日
FOODS
売れるブランドを生み出すには 【自社事業の実践 “創る”編】

私たちは、2018年より飲食事業の関連子会社アンド・フーズ・ウィズを立ち上げ、自社ブランド「もとむのカレーパン」の運営を行っています。

もとむのカレーパンは、商品開発からプロダクトデザイン、店舗デザイン、ツールデザイン、店舗運営、PRに至るまで一気通貫して自社で取り組んでいます。

1つ1つ手作りの国産黒毛和牛カレーパンは、沖縄に実店舗を構え販売するとともに、冷凍パンとしてECサイトでも販売し全国にお届けしています。

現在では多くの皆様に愛され、累計販売数は33万本を突破(2025年7月時点)。カレーパングランプリ3年連続金賞受賞や、沖縄県那覇市のふるさと納税返礼品に採択されるなど、「売れるブランド」としての評価をいただくことが増えてきました。

この記事では、もとむのカレーパンの商品開発におけるこだわりなど、“どうやって売れるブランドを創ったのか”についてご紹介します。

 

1.市場ニーズ×社会課題解決への着眼点で商品開発

もとむのカレーパンは東京築地の焼肉店の人気メニューであった黒毛和牛すじ肉入りカレーを、店舗に足を運ばなくても気軽に食べてもらいたくて、冷凍カレーパンとして開発しました。

 

__なぜ、パンにしたのか?

現代におけるパンの需要は年々伸長しています。家族の誰もが食べられて、持ち運びができ、消費量・消費回数の多い食べ物、その全てに当てはまるのが「パン」です。

多くの日本人が好むパンと、国民食ともいえる存在のカレーを掛け合わせたカレーパン。

当時「カレーパンの王様」と呼ばれるようなNo.1ブランドは存在していなかった点も、ブランディングしていく上で非常に重要と捉え、カレーパンというローカル市場に参入しました。

 

__背景にあるのは、フードロスという社会課題。

●焼肉店の調理工程で発生した、廃棄される牛すじ肉

●賞味期限が短いため、毎日大量に廃棄されてしまうパン

もとむのカレーパンはこれらのフードロスを解決する、社会的に意義のある商品として開発しました。

 

2.味、食感、形状。こだわり抜いたカレーパン

私たちがカレーパン作りで追求したのは「一口目の感動」です。

試行錯誤の上にたどり着いたのは女性や子どもたち、誰でも食べやすい細長い形状。一口目からしっかりカレーと出会えるように、職人さんの手仕事で1つ1つ丁寧に包み込んでいます。

カレーフィリングは国産牛すじ肉をとろとろになるまで煮込み、野菜や果物、スパイスを追加した薫り高いオリジナルカレー。一口食べるごとに、最高級牛の食感と旨味を味わえます。

  

3.ブランドの付加価値を高めるクリエイティブ

ブランディング会社として、もとむのカレーパンという商品の価値を最大化させるためのクリエイティブにも注力しました。

どの世代のお客さまにも好まれるよう、デザインはグレーを基調とするモダンで洗練された印象に。ベーカリーショップとして親しみやすさをプラスするために、パンと同系色のオレンジも効果的に使用しています。

 

実店舗は海岸に面したロケーションを生かして、空と海のブルーに映えるようにグレー×オレンジのカラーリングで統一しました。

  

ロゴマークは円形で独立させることでアイコン化しアイキャッチに。

お客さまからも大好評だったはオリジナルショップバッグは、手にとった人が思わず写真に撮りたくなるようなデザインを意識しました。

実際にお客さまが写真をとってSNSにアップしてくれることにつながり、オンライン上に「消えない広告」として残っていることも重要な結果です。

 

このように商品開発からクリエイティブ制作まで様々なトライ&エラーを繰り返しながら、もとむのカレーパンというプロダクトや世界観を確立し、多くの人から支持されるブランドとして成長しました。

 

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